航空会社の上級会員になって人にもよりますが最も利用価値の高い特典のひとつが航空会社が運営するラウンジを利用できることです。
これは、利用する航空会社だけではなく所属するアライアンスに加盟するラウンジも利用する事が出来ます。
例えばANAを利用する場合は、成田空港でANAのラウンジを利用して、サンフランシスコではユナイテッド航空のラウンジを、ロサンゼルスではスターアライアンスのラウンジを利用することができます。
利用条件としてはスターアライアンスに加盟している航空会社の航空券とスーパーフライヤーズ会員を含むプラチナ会員以上の上級会員とビジネスクラス以上の座席を予約している方になります。
同伴者も1名が無料で利用することができます。
利用する運賃もユナイテッド航空のベーシックエコノミーでも利用条件は変わりません。
今回、デルタ航空で発表されたラウンジの利用条件は大きく変化します。
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デルタ航空のラウンジ利用条件の変更
2023年1月1日以降に自社のラウンジ「スカイクラブ」SkyClubのアクセス条件を更新します。
内容は上級会員にとってディメリットのある内容になります。
2023 年以降、これらの更新により、デルタ スカイクラブへのアクセスは次のようになります。
スカイクラブのメンバーシップを購入したメダリオン会員。
上級会員であるダイヤモンド、プラチナ、ゴールド、およびシルバー メダリオン会員のみが購入できます。
年間クラブ メンバーシップの料金は次のように引き上げられます ( 2023 年 1 月 1 日発効) :
個人: $545 または 54,500 マイルから $695 または 69,500 マイルまで。
エグゼクティブ: $845 または 84,500 マイルから $1495 または 149,500 マイル。
同伴者の料金は 39 ドルから 50 ドルに、マイルで支払いを希望するクラブ メンバーの場合は 3,900 マイルから 5,000 マイルに引き上げられます。(2023 年 2 月 2 日発効。)
メインキャビンまたはよりプレミアムキャビンを利用の上級会員
ベーシック エコノミー航空券を利用のデルタ スカイクラブ 上級会員は、アクセスが可能な対象の American Expressカードによる特典を利用しない限り、利用することができなくなります。(2023 年 2 月 2 日発効。)
デルタ・ワンおよび一部のメダリオン会員でデルタ プレミアム セレクトを国際線でご利用のお客様。
メインキャビンまたはデルタ コンフォートプラスで国際線をご利用のダイヤモンド、プラチナ、およびゴールド メダリオン会員は、別の入場方法 (デルタ スカイクラブのメンバーシップなど) を介してアクセスしない限り、デルタ スカイクラブを利用することはできません。(2023 年 2 月 2 日発効。)
国際線のデルタ プレミアム セレクトまたはデルタ ワンをご利用の場合、ダイアモンド、プラチナ、またはゴールド メダリオン ステータスでクラブへの入会が可能です。
デルタ スカイクラブを利用できるアメリカン エキスプレス カード会員
一部のアメリカンエキスプレスカードで利用できるデルタスカイクラブへのアクセスに変化はありません。
ただし、同伴者に関しては料金が 39 ドルから 50 ドルに、マイルで支払いを希望するクラブ メンバーの場合は 3,900 マイルから 5,000 マイルに引き上げられます。(2023 年 2 月 2 日発効。)
まとめ
今まで利用できていた運賃や上級会員では利用できなくなる内容になります。
今回はデルタ航空のスカイクラブに関するアクセス条件になり、他の航空会社を利用する際にスカイクラブへのアクセス権や、デルタ航空を利用している際に違う航空会社のラウンジを利用する際に関しては説明はありません。
今回の変更はスカイクラブの混雑を緩和する為に行われると思いますが、クレジットカードを持っていると変更がないなど(クレジットカードからの収入があると思います)建前とは違う変更内容になります。
要は安い航空運賃で利用する上級会員は利用をお断りしたいと言うことになるかと思います。
いつもデルタ航空が改悪を行うと、ユナイテッド航空が追従して、アメリカン航空が様子を見ながら遅れて同じ内容を導入するので、今回の変更も同じにならなければ良いのですが。
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