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ユナイテッド航空とアメリカン航空のアライアンスの上級会員に対するサービスの違い

アメリカン航空

同じアライアンスに所属している航空会社の上級会員になっている場合に、他の航空会社に搭乗しても各種特典を利用することができます。

空港でビジネスクラスカウンターでのチェックインや、預け入れて荷物の個数や重量の優遇。

空港に設置している航空会社運営のラウンジ利用。

優先搭乗や機会が少なくなりましたが座席のアップグレードなど。

例えばANAの上級会員になると、ユナイテッド航空に搭乗する際にも同じサービスを利用できます。

基本的にはANAが所属しているスターアライアンスでも、JALが参加しているワンワールドでも、これらの特典はある程度共通しています。

Contents

ユナイテッド航空とアメリカン航空の違い

何回かユナイテッド航空とアメリカン航空に搭乗しましたので、その違いを記載します。

基本的にビジネスクラス以上に搭乗する場合は特に違いはありません。

エコノミークラスを利用する際は特典航空券、通常のエコノミークラス、そしてベーシックエコノミーもあり、両社の対応で違いがあります。

その大きな違いは座席指定に関することです。

ユナイテッド航空の場合

ユナイテッド航空はエコノミークラスを予約するとユナイテッド航空の上級会員に関しては前方に配置されているエコノミープラス席を利用することができます。

またエコノミークラスは3段階に分かれていてエコノミープラス席の他に前方の席(有料)と後方の席や真ん中の席(無料)になっています。

エコノミープラス席は同じエコノミークラスの座席になりますが前後の間隔が広くなり、余裕のある座席になります。

この席を利用するためには、通常$100程度から$300程度まで路線によって追加費用を支払う必要があり、ユナイテッド航空の上級会員の場合は無料で利用することができます。

しかし、ANAなど他のスターアライアンスに加盟している航空会社の上級会員に関しては有料になります。

また、ベーシックエコノミーでも利用条件として事前の座席指定はANAの上級会員などには対応しておらず、チェックイン後に座席が指定されます。

ベーシックエコノミーと通用のエコノミークラスの価格差は日本からロサンゼルスまでは約5,000円程度になり、金額差は座席指定分の違いになります。

ちなみにベーシックエコノミーでもエコノミープラス席を利用することは可能ですが、通用のエコノミークラスは予約の段階かWebチェックインの段階で有料購入することは可能になりますが、ベーシックエコノミーの場合はカウンターでチェックイン時になります。

ユナイテッド航空の成田空港からロサンゼルスまでの運賃一例(片道)

ユナイテッド航空の11月に表示された運賃でエコノミークラスで42,000円、ベーシックエコノミーで37,000円の料金が販売されていました。

 

アメリカン航空の場合

アメリカン航空1

アメリカン航空でもエコノミークラスは3段階に分かれていて無料で座席指定が出来る後方の席や真ん中の席の他に前方の席に間隔の広い席や最前列、非常口の席など追加の費用を支払うことで利用することができます。

そしてアメリカン航空にもベーシックエコノミーの運賃価格があります。

アメリカン航空の上級会員に関してはユナイテッド航空の上級会員同様に無料でどの席でも予約段階で指定する事が出来ます。

そしてJALの上級会員に関してベーシックエコノミーで予約した場合でも、予約段階で好きな前方の席を指定することが出来ます。

例えば最前列や非常口の広い席なども空席であれば指定することが出来ます。

これは、チェックインまで何度でも変更可能です。

ユナイテッド航空の羽田空港からロサンゼルスまでの運賃一例(片道)

アメリカン航空の11月に表示された運賃で、ベーシックエコノミーで42,000円の料金が販売されていました。

 

まとめ

エコノミークラスを利用するときの座席選びは非常に重要です。

特に航空券代が円安や原油高で高騰している現状でベーシックエコノミーの料金は魅力的になります。

実際日本からロサンゼルスまでは(またその逆区間も)ベーシックエコノミーなら格安航空会社のZIPAIRよりも低価格で航空券が販売されることも多いのが現状です。

ちなみに、上に記載したアメリカン航空とユナイテッド航空は同じ必要に表示された金額になりますが、同じ日のZIPAIRは58,000円になり、更に預け入れて荷物と座席指定を考えるとプラス1万円程度が必要になります。

そうなると格安航空会社よりも通常の航空会社の方が利用価値が高く、特に同じアライアンスの上級会員であれば多少高くてもユナイテッド航空やアメリカン航空を選択した方がお得です。

同じエコノミークラスであれば今のところアメリカン航空の方が利用しやすく自由度の高い座席選びがエコノミークラスで可能となります。

 

 

5件のコメント

参考になる記事ありがとうございます。
一点ご存じでしたら教えて頂きたく。
アメリカ国内のアメリカン航空のベーシックエコノミーに関しても、jalのダイヤモンド(エメラルド会員)であれば預け入れ荷物無料、座席指定可能なのでしょうか?

コメントありがとうございます。
今までアメリカ国内でベーシックエコノミーを利用したことがないのでわかりません。
お役に立てず申し訳ありません。
利用条件から考えても、以前ベーシックエコノミーが開始されたときの海外の記事などを見てもOneworld のエリート ステータス特典は利用できるようです。
具体的には、ベーシック エコノミー運賃で飛行している場合でも、エリート メンバーは次の特典を利用できます。

通常搭乗グループ。(通常は一番最後に搭乗するグループになりますが、多分2番目か3番目になります)
標準の受託手荷物特典。

座席指定は出来ないようです。

よろしくお願いします。

なかなかこのケースの記事がないので、困ってました。
まずは予約してみます。
丁寧な回答ありがとうございました。

今回、アメリカに行くときに、スターアライアンスゴールド会員の登録をせずに空港に行き、カウンターで登録した後に手荷物の個数が増えました。
事前に、予約の段階で登録しておくと事前にわかるかもしれません。
よろしくお願いします。

アメリカン航空 アメリカ国内線 ベーシックエコノミー予約しました。
予約画面でJALのマイル会員の入力が出来ました。
その結果、座席指定無料で可能となりました。
上級会員扱いでメインキャビンも無料で指定可能でした。
ご参考まで。

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