JALの国際線を利用するときに地方空港から成田空港や羽田空港などを乗り継いで海外に行かれる場合に国内乗り継ぎ区間のマイル積算率はエコノミークラスでも一律100%になっています。
フライトマイル対象運賃の国際線航空券に含まれる日本国内区間については、国際線マイル積算率にかかわらず、対象運賃すべて一律「ファーストクラス」は150%、クラス Jは110%、普通席は100%の積算率となります。
例えば北海道の新千歳空港から成田経由で海外に行く場合にエコノミークラスで片道511マイルが加算されていました。
そして上級会員になるためのFLY ONポイントに関しても511マイルの2倍+400FLY ONポイントが加算されるので片道1,422FLY ONポイントになります。
その国内線乗り継ぎに関して、まだ先の話ですが予約クラスに応じたマイル数とFLY ONポイントになります。
2021年2月1日以降の搭乗に関してフライトマイル対象運賃の国際線航空券に含まれる日本国内区間の積算率は予約クラスに応じて下記の通りです。
予約クラス | 積算率 |
---|---|
Y | 100% |
H | 75% |
M | 75% |
E | 75% |
O | 50% |
G | 30% |
今まですべての搭乗でもらえていた+400FLY ONポイントはY,H,Mの上位3つの予約クラスのみが加算になり、それ以下ではつかなくなります。
先ほどの新千歳空港の場合で考えると
予約クラスOの場合
エコノミークラスで片道255マイルが加算されます。
そして上級会員になるためのFLY ONポイントに関して255マイルの2倍が加算されるので片道511FLY ONポイントになります。
1回の搭乗で900 FLY ONポイントの違いになります。
今回の変更でマイルの積算に関しては、それほど大きな影響は無いと思います。
しかし、上級会員を維持するか、目指す方にとって地方空港から海外に行かれる方は大きな影響があります。
今までは同じく新千歳空港からロサンゼルスまで行く場合に国内線で往復2,844FLY ONポイント
国際線で往復約6,000FLY ONポイント
合計して約8,500FLY ONポイントの換算があるのが変更後は
7,000FLY ONポイントになります。
ANAが同様の内容を発表しましたのでJALも追従するかと思っていました。
変更の約1年前に告知されましたので、その点は良心的かと思います。
今年1年は変わらないので、いいと思いますが来年以降はダイヤモンドやプレミアの会員数は影響を受けるかもしれません。
コメントを残す