上級会員になることが比較的簡単な航空会社のマイレージプログラム　スターアライアンス編

航空会社の上級会員に関しての状況は、ここ数年で大きく変化しています。

上級会員を取得するのが難しくなり、一方その特典は一般的にメリットが少なくなっています。

このため、上級会員資格を得るために、1つの航空会社で回数を多く搭乗したり、数万マイルを飛行したり、同じホテルチェーンで1年間に数十泊を費やしたり、数千ドルを費やしたりすることを正当化するのは難しい場合があります。

それでもなお、航空会社やホテルのエリートステータスには表面的な特典以外にも価値があります。

そして一部のプログラムでは、他のプログラムよりも資格を取得しやすくなっています。

日本で考えると国内線に頻繁に搭乗する方以外は上級会員になることが非常に難しくなっています。

上級会員資格に関してJALやANAは国際線で以前は片道5,000ポイントほど上級会員になるためのポイントが付いていた路線と運賃で1,600ポイント程度して付かなくなっています。

以前であれば5回程度日本とアメリカを往復するとANAならプラチナ会員、JALならJMBサファイアになる事が出来ましたが、今では無理です。

日本以外の航空会社でステータスを獲得するのに最も簡単な航空会社のマイレージプログラムと、それらが検討に値する理由を以下に示します。

アシアナ航空のアシアナクラブ

エリートステータスを獲得するのに最も簡単な航空会社の1つは、アシアナ航空です。

これは、ほとんどの航空会社の上級会員対象期間が12か月であるのに対し、このプログラムでは資格要件を満たすための期間が24か月になります。

他の航空会社と比較すると2倍の期間になります。

アシアナ航空で上級会員を狙うとした場合には中間層のダイアモンドステータスを取得することをお勧めします。

これには、40,000エリートマイルまたはアシアナ航空で50回の登場が必要です。

獲得できるエリートマイル数は、飛行距離と運賃クラスに基づいています。

アシアナ航空は自社の搭乗の他にANAをはじめスターアライアンスの航空会社に搭乗した場合も上級会員資格の対象になります。

アシアナのパートナーページをチェックして、パートナー航空会社でどれだけの収入が得られるかを確認してください。

一例としてANAに搭乗した場合の積算率は次のようになります。

日本の会員の場合でも、アシアナ航空などの外国航空会社でエリートステータスを取得することで大きなメリットを得ることができます。

海外プログラムのスターアライアンスゴールドメンバーとして、日本国内の旅程を含め、アライアンスの上級会員として飛行機に乗るときはいつでも、優先チェックイン、無料の預け入れて荷物、ラウンジへのアクセスなどの特典を利用できます。

ユナイテッドを通じてスターアライアンスゴールドのステータスを獲得した場合は、海外旅行の場合にのみラウンジにアクセスできるといった制約もありません。

マイレージを使った特典航空券

アシアナ航空のマイルを使って日本国内のANA便を特典航空券で利用することは可能です。

ただし、片道20,000マイル、往復で40,000マイルと割高のためお勧めは出来ません。

日本からアメリカの場合は片道37,500マイル、往復で75,000マイルとなり、他の航空会社と比較しても少ないマイル数になります。

日本からハイに行く場合では片道37,500マイル、往復75,000マイルとアメリカ本土と変わりません。

これは通常期のマイル数でアシアナ航空を利用した場合のマイル数になり、ハイシーズンやANA便などのスターアライアンスに加盟している航空会社を利用するとより多くのマイル数が必要になります。

まとめ