新型コロナウィルスの影響が許容範囲になり、旅行が通常の状態に戻る時期は正確にはわかりません。
しかし、当初言われていたよりも世界中の専門家は回復の遅れを予測しており、2019年の需要が回復するには数年かかると予測しています。
航空会社のマイルやホテルのポイントをためている方は、現在利用することもできず、海外旅行はおろか、国内旅行に関しても自粛期間が終わったからと、すぐ計画を立てることも出来ません。
将来的には旅行に使いたいマイルやポイントも別のアプローチを取ることを検討している人もいます。
マイルやポイントの使いかたは個人的な使い方になりますので、積算される速度や目標としている使い方に必要なマイルやポイント数は人それぞれです。
新型コロナウィルスが発生する前はポイントやマイルをためて、目標としている旅行に利用することが最大限の価値を生み出す方法でした。
個人的には現在の状況を考えるとポイントやマイルを貯めないことを考えています。
その理由はポイントとマイルは時間とともに価値を失う可能性が継続的かつ段階的に発生するわけではありませんが、航空会社が特典チャートを切り下げたり、新しい特典予約制限を追加したりするたびに、マイルの価値は低下していきます。
それが新型コロナウィルスの影響で今後さらに改悪されていく事を考える必要があると思います。
マイルを例にとってみると国際線のビジネスクラス以上の特典航空券に交換することによってマイル価値は向上します。
日本の航空会社ではエコノミークラスの特典航空券ではマイルの他に燃料サーチャージを負担することになり、路線によってはお得感はまったくありません。
新型コロナウィルスの影響がなくなり、旅行が出来るようになるまでまだまだ時間がかかります。
最短でも来年の旅行を計画するとしても、今の保有に関しては6か月から9か月分のマイルやポイントをアカウントに残すことをお勧めします。
その他のマイルやポイントに関しては航空会社で航空券を使うときに利用できるポイントや電子マネー、商品券に移行する方が安全なような気がします。
そういった点では日本の航空会社、特にJALは移行先も多く、キャンペーンで交換レートも高くなっていますのでお勧めです。
逆に海外の航空会社に関しては電子マネーに交換することもできず、旅行関連以外では使う事が出来ないので制約が多いと思います。
まとめ
旅行が出来るようになるためにはゆっくりと段階的になり、一部の人々にとっては、新型コロナウイルスが発生する前と同じように旅行するまでに数年かかるかもしれません。
マイル価値が少なくなる切り下げのリスクにさらされているため、ポイントとマイルを貯めることはリスクも多いと思います。
それでも、すべてを現金化するのではなく、ポイントとマイルの一部を維持しながら、現在使用できるポイント、電子マネーまたはギフトカードに一部を引き換える事も考える必要があると思います。
今までアメリカ系航空会社のマイルをためていた人も、クレジットカードなどを考えて日本系の航空会社に集中した方が安全にマイルを保有できると思います。
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