日本からヨーロッパに行く場合はツアーなどをの価格を見るとエコノミークラスで20万円以上(高いときには30万円以上)が一般的になります。
低予算でヨーロッパを旅行することを考えた場合に季節を問わず5泊程度でレンタカーを借りた場合でも航空券代を含めて15万円程度で行くことができます。
もちろんハイシーズンの夏を含めてです。
ヨーロッパを旅行する場合は、贅沢に旅行をすることも魅力的ですが節約できる部分は節約したいと思います。
5泊の場合、予算の15万円の内訳ですが以下のようになっています。
航空券代:6万円から8万円
ホテル代:4万円
レンタカー代:2万円
食事や観光で3万円程度
航空券代にもよりますが15万円程度で旅行が可能です。
これがパリやローマなどの場合はレンタカー代が必要なく、レンタカーを利用する場合は郊外に滞在することが多くホテル代が少なくなります。
その他にも旅行を安くする方法があります。
Contents
1.航空会社のマイルやホテルのポイントを活用
航空会社のマイルやホテルプログラムのポイントを活用することによって、旅行代金を効果的に削減することが可能です。
エコノミークラスの特典航空券でマイルを利用することはお勧めできませんがビジネスクラスならマイルの価値は飛躍的に向上します。
ホテルのポイントに関しても特典滞在やポイント&キャッシュで利用することはもちろん、ポイントを利用した場合はキャンセル条件が直前まで可能なので、とりあえず予約して他に安価なホテルや毎日価格が変更になるのでキャンペーンやセールで安くなったときに予約することができます。
2.LCCの活用
ヨーロッパには飛行機でわずか2時間以内の場所に多くの観光地があり、EU内であれば面倒な手続きはありません。
ルールを知っている限り、LCCの航空会社を利用することはそれほど悪くありません。
ただし、手荷物などのことを考えると完全な移動ではなく必要最低限の荷物を限定して、その他の荷物はベースとして使用するホテルに置いておいて、1泊や日帰りのショートトラベルを考えるとフットワークも軽く、費用も少なくて済みます。
レンタカーを利用する場合は車での移動なのでホテルを変えても問題はありませんが、車を運転できない場合は検討しても良いともいます。
3.オフシーズンの旅行
ヨーロッパは晩秋から春にかけてオフシーズンになります。
特に日本の航空会社を利用した場合には航空券代に大きな開きがあります。(中東系などの航空会社はそれほどの違いはありません)
最も違うのはホテルの利用にかかる費用になります。
さらに、特に主要な観光スポットを訪れる場合は、混雑を減らし、長蛇の列を避けることができます。
特典航空券を利用したのであればオフシーズンは空席も多く、マイル数も少なくすることができます。
航空会社の特典航空券やホテルのポイントによる特典滞在はピークとオフピークの設定があり、オフピークの日付にはより少ないマイル/ポイント数になりますがヨーロッパでのオフシーズンには低い設定の日が多いと思います。
一般的に言って、ほとんどのヨーロッパ諸国のオフ/ショルダーシーズンは10月から11月と1月から6月です。
もちろん、クリスマスやイースターのような主要なお祝いや、忙しいバンクホリデーの週末を避けることも、最高の料金を確実に得ることができます。
4.手頃な目的地を訪問する
滞在する場所によってホテル代は大きく変わっていきます。
ローマやパリの中心部はホテル代が非常に高価ですが、簡単にアクセスできる郊外になるとホテル代は非常に安くなります。
公共機関を利用して乗り換えなしで中心部まで行けたり、中央駅までシャトルバスを運行しているホテルも数多くあります。
例えばローマの場合は地下鉄がありますがテルミニ駅に1本の地下鉄で行けるホテルでシェラトンやホリデイ・インなどのホテルがあり、滞在費は非常に安価です。
フィレンツェでは郊外にヒルトンホテルがあります。そのホテルでは町の中心部まで1時間に一本程度の感覚でシャトルバスを無料で運行しています。
パリならシテ島を過ぎて中心部から反対の地域には安価なホテルが数多くあります。
その場所からオペラ座や駅まで1本のバスで行くことができます。
5.Airbnbまたはホステルに滞在する
人数が多ければAirbnbを利用することも費用の節約になります。
普通の家なので食事を作ったり洗濯ができるフルキッチンや洗濯機などの設備が付いていることがほとんどです。
これは、特に長期滞在の場合に大幅な節約になります。
また、地元の人のように生活することには、都市の本当の感触や住民の日常生活の仕方など、文化的なメリットもあります。
ホステルは、ホテルに代わるもう1つの滞在方法です。
ホステルは地域によって若干内容が変わります。
実際、ヨーロッパのホステルの多くには、小さなホテルのように、専用のバスルームとベッドルームがあります。
さらに、ヨーロッパでは、ジェネレーターブランドなどのトレンディなブティックホステルが増えています。
他の地域のようにすべて二段ベッドとバックパッカーが滞在するイメージではありません。
6.海外での購入には適切なクレジットカード
クレジットカードのポイント給付率は一律ではありません。
クレジットカードの中には海外での利用に関して2倍のポイントを給付するクレジットカードもあります。
また、盗難や事故などもあり、病気のことを考えると海外傷害保険が自動的につくクレジットカードが望ましいと思います。
7.チップのルール
イタリアなどではチップの習慣がないので、チップを払うことはほとんどありません。
しかし、国によってはチップが必要になりチップの計算アプリをインストールすることによって、運転手やガイド、レストランのウェイター、バーテンダー、ホテルのスタッフにチップを渡すための国別のルールが表示され、目安もわかるので必要です。
8.列車は事前に予約を
電車は必ずしも安い移動手段ではありません。
しかし、事前に予約することによって割引料金を利用することができます。
ヨーロッパは列車が発達していて国をまたぐ移動はもちろん、国の中での移動に関しても一般的な移動方法になります。
一般的に列車は小さな飛行機の座席よりも快適です。
たくさんの荷物を持って旅行する必要がある場合は、列車も理想的な移動手段です。
そして、ヨーロッパの列車の旅は信じられないほど景色が良く、列車自体が観光に一環になります。
インターレイルパスなどの周遊や割引のパスも販売しているので予行によっては非常に活躍することになります。
ヨーロッパの列車は1等と2等に分かれていますが、2等でもまったく問題なく長時間の移動が可能です。
9.無料のウォーキングツアー
ほとんどのヨーロッパの都市では、無料のウォーキングツアーを提供しています。
旅行前にオンラインで確認し、必要に応じて事前に登録して、無料ツアーを楽しむことができます。
チップは必要となりますが、支出ははるかに少なくなります。
英語や現地の言葉がわからなくても、特に問題はなく、なんとなくわかります。
他の旅行者に会うこともできます。
まとめ
ここ1年ほどは海外に行けずにいます。
その前は2年ほどアメリカが中心でしたが、その前は7年ほどヨーロッパに2ヶ月に1度くらいのペースで出張に行っていました。
ローマに事務所があったので、いかに旅費を少なくするかは非常に重要でした。
航空会社は中東の航空会社、ホテルはシェラトンやヒルトン、クラウンプラザやホリデイ・インなどを利用してハーツレンタカーを借りていましたが、安いときには10万円くらいですべての旅費が間に合いました。
高いときでも17万円程度で行けたと思います。
今も状況は変わっていないので同じような金額でヨーロッパに行くことは可能だと思います。
その場合は旅程に関して自分でルートを決める事になりますが、旅費を安くする最も重要なことは航空券代を安くすることです。
その為には乗り継ぎを含めてルートの検索に時間を要します。
また出発する日や曜日によっても費用はまったく違いますので、その部分には十分な時間をかける必要があります。
そうすることによって安くヨーロッパ旅行ができます。
早く気軽に旅行が行けるようになれば良いのですが。
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