先日JALマイレージバンクが2024年に新しいステータスプログラムを導入する記事を記載しました。
今回はアメリカン航空になります。
どちらかというとアメリカン航空の方が先にプログラム変更を計画しており、実施時期も2023 年とJALよりも1年早い実施になります。
JALのプログラム変更内容は今のところ不明ですが、アメリカン航空の変更に近くなると思います。
Contents
2023年のアメリカン航空AAdvantageの変更
アメリカン航空は今週、2023 年の AAdvantage プログラムの変更を発表しました。
主な変更点は、最低運賃での獲得マイル数の 60% カット、より頻繁なマイルストーン特典、搭乗回数の廃止、獲得マイル数の上限なしになります。
そして、最大の変更点はアメリカン航空を含むワンワールドの航空会社に今までのように搭乗しなくても上級会員になれる点です。
変更は2023 年 3 月から
ロイヤルティ ポイントによって変わる特典内容
フライトだけではなくアメリカン航空提携のクレジットカードの利用や、提携企業の利用によってロイヤリティポイントが積算されます。
そのロイヤリティポイントがある基準に達すると特典を利用できるほか、上級会員になることが出来ます。
最低到達ロイヤリティポイント数は15,000ポイントから
一例としてアメリカン航空の対象となるAAdvantageマイル1マイルは
上級会員ステータスマイレージボーナスの違い
アメリカン航空およびその提携会社で旅行すると、より多くのマイルとロイヤルティ ポイントを獲得できるため、ステータスの再取得が容易になります。
*2023年1月1日以降に発券された2023年3月1日以降のご旅行のベーシックエコノミー航空券は、1ドルにつき2マイルのレートでマイルを獲得できます。ステータス メンバーとして、対象となるフライトで獲得したベース マイルに加えて、マイレージ ボーナスを受け取ることもできます。
- AAdvantage 会員1ドルにつき5マイル獲得
- AAdvantage Gold 40% のボーナス、1 ドルあたり 7 マイルを獲得
- AAdvantage Platinum 60% のボーナス、1 ドルあたり 8 マイルを獲得
- AAdvantage Platinum Pro 80% のボーナス、1 ドルあたり 9 マイルを獲得
- AAdvantage Executive Platinum 120% のボーナス、1 ドルあたり 11 マイルを獲得
ロイヤリティポイントの獲得
対象航空会社での旅行
アメリカン航空、アメリカン イーグル、ワールド のいずれかの航空会社、およびその他の提携航空会社の利用で獲得。
これは、今までの内容と同じです。
AAdvantage クレジット カードでの購入
アメリカン航空の AAdvantage® クレジット カード会員は、米国または国際的に発行された AAdvantageクレジット カードを使用した購入で獲得した対象の AAdvantage 1 マイルごとに 1 ロイヤルティ ポイントを獲得できます。
AAdvantage eShopping 、AAdvantage Dining 、SimplyMilesなど
ショッピング、お食事、旅行などをパートナーと一緒に行い、マイルとロイヤルティ ポイントがより早く加算されます。
アメリカン航空の上級会員達成(一例)
アメリカン航空の変更に関して、フライト実績がなくても上級会員になることが可能になった点が、他のマイレージプログラムと違う点です。
一例として1回フライトで40,000円程度を使用して、残りは付き100万円のクレジットカード利用の場合は以下のようにプラチナ会員になることが出来るようです。
月50万円のクレジットカード利用の場合はゴールド会員
月150万円のクレジットカード利用の場合はプラチナプロ会員
月にクレジットカード利用額が、それほど多く利用できるかは度外視して極端に考えるとそういった事になります。
もちろん、それなりにフライトを利用して、提携している会社のサービスも利用することができればクレジットカードの利用額は減っていきます。
まとめ
ANAもフライトだけではなく、提携のクレジットカードの利用額やANAが提供しているサービスを利用することによって少ないフライトで上級会員を達成することは出来ますが、それなりにフライトを利用することが前提になります。
今回のアメリカン航空のWebページにある上級会員になるためのシュミュレーションが本当ならフライトの利用は今までよりも重要ではなくなります。
JALももしかしたらアメリカン航空の変更に寄せてくるかもしれません。
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