今年になってからは長距離のフライトに搭乗することはなくなっています。
昨年は1ヶ月に1回はアメリカまで往復している時はAppleの第2世代にあたる12.9インチのiPad Proなしで飛行機に乗ることはありませんでした。
長いフライトの機内ではパソコンを取り出して使うよりはタブレットの方が便利で、iPad Proは地上に降りてからも寝る前やホテルのジムで利用します。
アメリカまでの12時間以上が必要なフライト時間の間に半分くらいは寝ているかもしてませんが、残りの6時間以上は映画を見たり、漫画や本を読んだり、ゲームをしたりなど、人によって様々な過ごし方があると思います。
しかし、漫画や本を読まない方で、薄型で軽量なパソコンがあるなら選択肢は違ってくると思います。
理想的には、1つのデバイス(おそらく、より用途の広いiPad)を選択できたらと思いますが、仕事やその他の作業のことを考えるとパソコンも必需品になります。
今回、新しく発売されたAppleの新製品に10万円以上の出費ができるのであれば、2つの一見似たトラックパッドサポートを含む12.9インチiPad Proと、最新のMacBook Airのどちらを優先して購入するべきなのかを考えてみたいと思います。
雑誌などでも新しいiPad Proは仕事にも使用することができると記載していますが、そのことも含めて検証してみます。
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MacBook Air
まず、MacBook Air。学生・教職員向けでは、新しいMacBook Airを93,800円(税別)から
一般の方であれば2タイプあるMacBook Airで安価な104,800円 (税別)とより高機能な134,800円 (税別)になります。
性能的にはほとんどすべてのAppleラップトップユーザーに問題のないスペックになります。
その他にMacBook Proシリーズによって提供されるより大きなディスプレイとより高い性能に関しても選択肢になると思いますが、旅行で考えたときには新しいMacBook Air は、ほぼすべての人の用途に対応できると思います。
これは、もう廃盤になりましたが12インチのMacBookよりもはるかに高速なマシンであり、13.3インチのディスプレイは、2560 x 1600の解像度を持つRetina
また、Apple TVアプリやアマゾンビデオなどのビデオを再生する場合、最大12時間の使用に耐えるバッテリーを備えています。
ただし、Webを閲覧したり、ビデオ通話をしたり、ブログの記事を書いたりするときにはもう少し短くなる可能性があります。
性能面では、新しいMacBook Airは改良された最高のキーボードを備えています。
これは、以前のモデルに採用されていたバタフライキーボードからの大幅なアップグレードです。
個人的には触れるような感覚のバタフライキーボードも嫌いではありませんでしたが、今回のキーボードはストロークが長いので一般のキーボードに近い感覚になります。
唯一気になったのは内蔵のFaceTimeカメラです。
Skypeでのビデオ通話や今はやりのZoomでチャットする場合に、画像に若干の遅れがあるように感じます。
ただし、使用環境にもよりますので環境が違う場所では気にならないかもしれません。
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iPad Pro
iPad Pro (最低価格104,800円 (税別))の最大の利点は、簡単で軽いiOSアプリと、iPad Proの大画面用に最適化されたiPad固有のアプリの両方が利用可能な部分です。
海外で利用する場合のMacBook Airにない利点はセルラータイプのAppleSIMを使ったデーター通信です。
iPad ProにはApple SIMが内蔵されていますので余計な手間と必要とせず始めることが可能になり、Apple SIMを開始すると画面にはキャリアの選択になります。
AT&TやSprint、T-Mobileはキャリアになりますのでドコモやソフトバンクのようなもの。
AlwaysOnline やGigSkyはグローバルで使え、ドイツやイタリアでもこの2社は表示されます。
この2社はどの国でも使用することが(今のところ90国くらい)できて便利なのですが料金が割高になります。
お得なのはT-Mobileになり、理由は5GBが10USDと非常に安く、また有効期限が1ヶ月ではなく5ヶ月間有効なのもメリットは大きいことでした。
もちろん1ヶ月1GBではないので1回の旅行で5GBを使用することが出来ます。
アカウントを作成する段階でも名前や住所、メールアドレス、クレジットカード番号などを入力します。
住所についてはアメリカの住所を入力する必要がありますので、例えば滞在中のホテルの住所でも対応できます。
クレジットカードに関しては、アメリカで作成されたクレジットカードしか受けてくれないキャリアもありますがT-Mobileは日本で発行されたクレジットカードに対応していました。
入力をして、アカウントが作成されるとネットワークの表示がT-Mobileに切り替わりましす。
アカウント作成後はインターネットでも使用状況などを確認出来ます。
iPadやiPhoneに提供されている旅行用のアプリの内容に関して多くはMacBook Airのブラウザーからも利用できます。
しかし、専用アプリの方が起動も速く、機能的にも便利なアプリが多いと思います。
たとえば、飛行機の中アマゾンビデオなどを視聴する際にはダウンロードをすることによってインターネットに接続されていない状態でも利用が可能です。
また、高解像度でストリーミングすると、動画を2732 x 2048ピクセルの画面で楽しむことができます。
Appleによると、バッテリーの駆動時間は大陸間フライトでも問題なく利用できます。
ディスプレイの輝度などにもよりますが、連続して最大10時間以上利用することができます。
他のアプリを使用しているときに、小さいウィンドウで別のアプリを表示するように選択することもできます。
また、iOS 13を実行している新しいAppleデバイスに接続されている限り、オーディオを2番目のヘッドフォンセットにストリーミングできます。
iPad Proは最近、操作性に関してもはるかに便利になりました。
Appleはトラックパッドのサポートを追加しました—ノートパソコンと同じようにカーソルがあり、ジェスチャーを使用してデバイスを制御することもできます。
Magic Trackpad 2(初代のMagic Trackpadは未対応)をペアリングできたが、サードパーティのBluetoothトラックパッドとマウスも動作します。
最新のiPad Proモデルには、大幅に改良されたカメラが装備されています。
これは、10メガピクセルの超広角カメラと12メガピクセルの広角カムで、iPhone 11のカメラと似ています。
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どちらを選ぶべきか?
使い方によることなので人によって違うと思いますが、出張を含めて旅行に行く事を考えるとトータルではiPad Proをより勧めると思います。
iPad Proは、MacOS Catalinaを実行しているMacBookと、Sidecarで接続するとMacのディスプレーとして利用することができます。
この機能を有効にすると、iPadOS 13を実行している多くのiPadモデルがMacのセカンドディスプレイとして機能し、ワイヤレスでも有線でも利用することができます。
iPad画面で直接ジェスチャーを使用してラップトップを制御したり、Apple Pencilを使用してmacOSアプリ経由で写真を描画および編集したりすることもできます。
MacBook Airが本当に活用できるのは、マルチタスクの場合です。
iPad Proが1つの画面で複数のウィンドウを利用できるのであれば、そして一度に複数のアプリを使用できれば、はるかに生産性が高かったと思いますが現実にはそこまでのことはできません。
文字の入力や編集、管理をすることに関してはMacBook Airが勝っています。
SmartKeyboard Folioを使っても、MacBook Airで使用するときのように、iPadをひざの上で使用すると快適に入力できません。
そしてMagic Keyboardも販売されますが、携帯性を考えると本来のiPadProの良さがなくなると思います。
そう考えるとiPad Proと別にパソコンは必要なので、今使っているパソコンをそのまま利用して、新しいiPad Proを購入しようかと考えています。
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