新型コロナウィルスの影響で入国後に行動の規制を行っているエリアや国があります。
先日もハワイでアメリカ本土からの旅行者が行動を規制されている中、ルールに従わなかったとして逮捕されたニュースは日本でも報じられました。
ヨーロッパに関してもスペインが旅行者に検疫期間を設定しました。
短期的にスペインを旅行する場合は、定められた検疫期間が必要になります。
5月12日、スペインは、海外からの到着に対して強制的な14日間の検疫を課すことが設定されたと発表しました。
5月15日以降、スペインでは、海外から到着するすべての乗客は、新型コロナウィルスの外国からの侵入を防ぐために、2週間自己検疫する必要があります。
検疫要件は、5月24日の国の緊急事態期間中が対象ですが、延長される場合があります。
スペインに到着したら、2週間の検疫期間中に当局が連絡できるように、旅行者は連絡先と宿泊施設の情報が記載されたロケーションカードに記入する必要があります。
制限はスペイン国民と海外旅行者の両方に適用されます。
検疫を受けた者は、食品、医薬品、医療機関、緊急事態などの重要かつ不可欠な事は許可されます。
ただし、外に出る場合はフェイスマスクの着用が必要です。
貨物船、航空会社の乗務員、医療従事者など、例外がいくつかあるようですが、その他はすべての旅行者が対象となります。
スペインは少なくとも5月23日まで緊急事態のままですが、一部の流行のない地域では制限が解除されました。
スペインは3月14日からロックダウンを行っていました。
それが緩和の方向に向かっているようですが、中国やその他の国でも見られるように流行が収まってきても海外からまた流入して感染が広がる事例があります。
先日はイギリスでも同様の規制を行いましたので、今後はすべてのEU諸国が同じ政策を行う可能性が大きいともいます。
イギリスの検疫の詳細については、あいまいなままです。まだ開始日や終了日は設定されていません。
さらに、アイルランド、ガーンジー、ジャージー、マン島、フランスから到着する旅行者には適用されないことになっているようです。
今はいないと思いますがスペインへの旅行を検討している旅行者の場合は、状況を確認の上で計画を立てる必要があります。
コメントを残す