フランスの労働組合は、定年を 62 歳から 64 歳に引き上げるという政府の計画に不満を表明するため、木曜日にストライキを行いました。
また1月31日にも実施される予定とのことです。
Contents
以前に経験したストライキによる欠航
過去にフランクフルト空港のストライキで欠航を経験しています。
その時は
7年くらい前になりますが、その頃はヨーロッパに行く際には中東経由が多く、ドイツ経由は1年ほど使ってませんでした。
今回は久しぶりにJALでフランクフルト空港まで行き、乗り換えてイタリアのヴェネツィアまで行く予定で旅程を組み立てていました。
到着日にルフトハンザ航空のストライキがあるというのは事前にわかってたので、フランクフルト空港のシェラトンホテルに一泊して翌日にヴェネツィアに行く予定を組んでいましたので問題はないと思っていました。
フランクフルトに到着してホテルに着いてからニュースを見るとルフトハンザ航空のストライキが当日だけではなく翌日まで延長になるという事でルフトハンザ航空の運行状況を調べるとベニス行きが見事に欠航になっていました。
明日になると振り替えもできないのと空港に隣接しているホテルに滞在していたので、空港に行って代替えの手配をするためにルフトハンザ航空カウンターに。
カウンターに行くと振り替えのためか夜の8時にもかかわらず結構な人数が並んでいましたのでファーストクラスのカウンターにいきました。
人数は少なかったのですが待つこと1時間ほどで順番がきました。(人数が少なくても一人一人の手配になり非常に時間がかかりました)
ヴェネツィア行きの便は全て欠航になってますのと事なので、フィレンツェの便が運航するのはわかっていたのでその便を指定して変更しました。
行き先が変わったのでレンタカーの手配やホテルの変更などをホテルからネットを通して行いました。
ホテルやレンタカーがキャンセル不可の場合は、すべて自己負担になります。
前から思っていましたが航空会社のストライキは本当に納得できないと思います。
個人手配なので行き先の変更や諸々の手続きをすることは可能ですが、団体などや変更のできない旅程はどうするのか?
新型コロナウィルスの感染が拡大している最中はストライキは無かったようですが、ルフトハンザ航空のストライキはたびたび行われています。
ルフトハンザ航空のサービスや設備などはいいとは思いますがこのような状態では安心して予約ができないので、使用する航空会社としては考えられないかもしれません。
フライトの遅延や欠航があった時の対応
日本では台風などが直撃しない限り、欠航になることは少なく、世界的に見ても遅延も少ないと思います。
しかし、世界では遅延は頻繁に発生し、いろいろな理由で欠航も発生します。
アメリカの運輸統計局によると、今年2019年9月中旬までに、719,000以上のフライトが遅延し、85,000以上のフライトが欠航になっています。
傾向として2018年に発生した遅延や欠航をすでに上回っています。
このような状況では毎年何百万人もの影響を受ける旅行者が発生しており、それがいつ自分も巻き込まれるかわかりません。
天候、ストライキ、またはその他の予定外の事故や故障であっても、それが海外で発生すると対応することは非常に困難になります。
まったくの不運としか言えませんが、フライトが非常に遅れたり欠航になった場合、にどのように対応するかが、目的地に到着する時間に大きく影響します。
航空機の遅延や欠航に立ち往生する可能性を減らし、より早く移動する可能性を高める方法を考えてみたいと思います。
フライトの確認方法
JALやANAであれば予約時に電話のメールやパソコン用のメールアドレスを入力していると、もし自分が搭乗予定の飛行機の遅延や欠航の情報が配信されるので確認することができます。
またユナイテッド航空やその他の航空会社のスマートフォンのアプリをインストールしてログインしていると搭乗する飛行機の状況がある程度わかります。
また、今回の香港のデモのように事前に空港のホームページでフライト状況を確認したり、電話で確認することもフライトの確認ではよく行われる方法になります。
ただし、飛行機に搭乗していて、目的地に向かっている途中では空港の天候やトラブル、機材に関する情報は全くわかりません。
到着前の機内放送で告知されたり、地上に降りてゲートを出たときにわかることもあります。
フライトが遅れた場合に空港に向かう時間
アプリをチェックしてもフライトが「予定どおり」と表示されている場合は、スケジュールに従って空港に向かいます。
ゲートに到着すると、遅延が発生する場合と発生しない場合があります。
アプリでフライトが遅れると表示される場合でも、通常は変更される可能性があります。
そのため、ほとんどの場合、当初予定された時刻に空港に行くことをお勧めします。
悪天候の場合の対処方法
天候に関しては気にしていてもよくなることはありません。
フライトの数日前から天気予報を気にしていても天気が変わるわけではありません。
出発当日の予報をチェックして、出発空港や到着空港に天候がどのように影響しているかを確認することは非常に重要になります。
国内線の場合には天候に関しての対応は変更不可のチケットを予約していても、前の便などに空席がある場合には変更依頼をすると対応することがほとんどです。
経験的には天気が悪い時の対処法としては、少しでも早い便に乗り換えるのは非常に重要です。
少しの時間の違いで欠航や大きな遅れになることがあります。
北国の冬に関しては天候を予想することは非常に難しく、遅い時間では対応することができないので、そういった時には遅い便を予約していても早い時間に空港に向かうようにしています。
海外の乗換時に天候による影響を受けたときでも多くの航空会社が、気象問題に対して予約を変更できるようにしています。
悪天候が近づいていることがわかっている場合は、航空会社のWebサイトにアクセスして通知を探すか、航空会社に電話してください。
航空会社では、変更料金なしでフライトを再スケジュールできる場合があります。
悪天候が空港で一時的に閉鎖する場合も。天候が良くなるとすぐに閉鎖が解除され、飛行機はできるだけ早く出発しようとします。
航空会社がストライキを起こした場合の対処方法
日本の航空会社はストライキを行うことが少なくなりました。
アメリカでもそれほどストライキの話は聞きません。
しかし、ヨーロッパでは頻繁にストライキが発生します。
このストライキに関しては、ある程度事前にスケジュールはありますが、実際にストライキを行うかどうかは、直前にならないとわかりません。
日本から例えばフランクフルトに向かう前にストライキはあるかもしれないと思っても、その時点では変更可能なチケットを持っていない限り対応することは難しいとおもいます。
変更可能であれば、経由地や日時を変更することも可能ですが、そうではないチケットの場合にはストライキは発生しないことを祈ってフランクフルトに向かうことになります。
フランクフルトが目的地の場合には帰りの日までにストライキは終了していると全く影響を受けずに済みます。
しかし、フランクフルトから乗継便を利用する場合には本当に大変な経験をします。
当日のフライトがストライキの影響で欠航する場合に考えられる方法は次のようになります。
基本的に航空会社の都合なのでチケットの種類に関係なくフライトは変更できます。
最も影響が少ないのは、早い時間に到着した場合に、運行する予定の便にチケットを交換します。
当日の目的地のフライトがすべて欠航の場合には、近くの空港などを代替の目的地として予約を変更する。
最悪なのは当日の便がすべて欠航している場合や代替の目的地もない場合です。
その場合には、ホテルを確保して、次の日の予約をカウンターで行う必要があります。
全面的なストライキでも、最低限のカウンター業務は行われています。
長蛇の列に並ぶ必要はありますが、翌日のフライトを確定していないと予定が立たないので。
ただし、ストライキが複数の日にまたがって行われる場合には、陸路に変更するかレンタカーを借りるか、他の航空会社に変更するかなどの対応が必要です。
その費用はホテル代を含めてすべて自己負担になります。
フライトが遅延または欠航になった場合
フライトの遅延に関しては遅延する時間にもよって対応は変わります。
許容範囲であれば、待つことになります。
遅延や欠航の理由にもよりますが航空会社のアプリまたは空港内の自動チェックイン機を使って再予約を行うこともできます。
多くの大手航空会社で予約変更をセルフサービスでも対応可能です。
予約の変更は速度が重要です。新しいフライト時間だけでなく、近くの代替地がある場合には、そちらも考慮します。
オンラインで必要なものが見つからない場合は、カウンターを利用します。
その際に航空会社の上級会員は専用のカウンターやラウンジのカウンターで変更を依頼することができます。
チケットの種類(ビジネスクラス以上)によっては航空会社が当日のホテルを手配してタクシーチケットを用意してくれることもあります。
この場合はどちらも無料で利用することができます。
日本でも比較的時間はかかりますが、海外での予約変更作業は非常に時間がかかり、以前にミュンヘンで雪のため当日16:00以降のフライトが全面欠航になった時に、すぐカウンターに並びましたが予約変更が終わったのは23:00を回っていました。
新しいチケットを購入する
ストライキなどの場合には他の航空会社のチケットを手配することも考えられます。
その場合には前のチケットは手数料なく払い戻しができると思いますので、費用の面から考えるとそれほど負担はないと思います。
ただし、乗換便を利用している場合には荷物を預けているので、変更するとなると係の人に行って荷物を個別に出してもらう必要があるので、ちょっと対応が難しいかもしれません。
予約はネットさえつながっているとインラインで行うことができます。
空港のホテルを確保する
フライトの遅延またはキャンセルの場合の対処方法を検討する際に、まず空港のホテル確保を検討してください。
先ほどのミュンヘン空港での欠航のように大きな遅延や欠航が発生した場合は周辺のホテルは早い時間に満室になる可能性があります。
当日のフライトがないとわかった時には予約変更でカウンターに並ぶ前に、まずはホテルを確保する必要があります。
もちろん、一人で旅行をしていて空港で寝る選択をする方は関係かりませんが、家族での旅行などではホテルは必ず必要になります。
空港ホテルは需要が急増すると現金料金が急騰する可能性があります。
航空会社のラウンジを利用
空港のラウンジを利用することができるなら、パソコンを使ったり、電話を充電したり、予約変更から情報の収集まで行うことができます。
ユナイテッドクラブやデルタスカイクラブなどの航空会社のラウンジでは、係員がフライトの変更や追跡を支援できる場合があります。
アメックスセンチュリオンラウンジなどのサードパーティラウンジでは、そのような種類の航空会社固有の支援は受けられませんが、混雑したターミナルよりも人が少なくゆっくり利用できる利点があります。
また、食事や飲み物があることも、こういった状況では非常に助かります。
24時間営業するラウンジの場合には仮眠もとることが可能であり、個室や風呂などを利用できるラウンジもあります。
予約を変更する
そういった時はゲートに入って搭乗口で待機するようになります。
そういった時に威力を発揮するのが航空会社の上級会員になります。
何千人のキャンセル待ちがいても、上級会員になっていると優先的に割り当てられます。
何百人も抜いて次の便に搭乗できるといったこともできます。
払い戻しを依頼する
大幅な遅延やキャンセルを考慮して、予約していたフライトを利用しないことを決めた場合は、お金やマイルを払い戻しすることができます。
オンラインまたは航空会社のアプリでキャンセルおよび返金オプションを利用できる場合があります。
そうでない場合は、航空会社のカウンターや電話で対応することもできます。
ただし、出発予定に時間前に手続きを行う必要があります。
まとめ
通常は問題なくフライトは目的地に時間通り、または若干の遅れで到着します。
フライトが1〜2時間遅れても、通常は問題は大きくありません。
ただし、長い遅延や欠航があった場合には、早い行動をすることが結局は問題を少なくすることができます。
また、クレジットカードなどに付帯している海外傷害保険や空港で購入できる海外傷害保険を利用することで金銭的な負担を減らすことができます。
また、アメリカンエキスプレスカードなどを持っていると言葉のわからない海外でも、日本語で飛行機の手配やホテルの予約を行うことができます。
コメントを残す