中国の武漢から新しいコロナウイルス肺炎の大流行について。
中国当局は、本日都市を封鎖する命令を出しました。
飛行機や鉄道など市内への出入りはすべて事実上停止されます。
「1月23日午前10時から、すべての公共バス、地下鉄、船、長距離列車は特定の指示なしに運行を停止します。武漢の住民は地域内に留まる必要があります。すべての空港、駅、および線路は、往路の交通のため一時的に閉鎖されています。」
昨日の発表では新型コロナウイルス肺炎により17人が死亡し、アメリカや日本を含む6カ国で500人以上が確認されています。
政府と保健当局は、中国での旅行で最も移動人数の多い旧正月の直前に流行が発生したため、この致命的な病気の蔓延を特に心配しています。また、2003年のSARSの事を考えると変異して、よく似たグローバルなアウトブレイクを引き起こすウイルスの心配もあります。
症例の大部分が武漢であったことを考えると、当局がウイルスの封じ込めに都市を閉鎖する決定は、病気の拡大を遅らせるのに役立つかもしれません。
新型肺炎の拡大を防ぐため中国・武漢市が空港を閉鎖すると決めたことを受け、ANAは23日夕方に成田から武漢へ向けて出発する便を欠航する方向で検討しています。
欠航は午後6時10分に成田を出発する武漢便についてになります。
決定次第、ホームページなどで案内するということですが今のところインフォメーションはありません。
ANAは毎日、成田と武漢を1往復する便を運航していますが、欠航した後の再開の見通しは分からないということです。
実際に武漢の封じ込めにどれだけの効果があるかわかりません。
最初の発症から時間が経過しているためです。
今はまだ武漢だけにとどまっていますが、他の都市でも発症していますので、拡大するかもしれません。
コメントを残す